現在私は浦安ブライトンホテル東京ベイのゲストリレーション課で勤務をしています。ゲストリレーション課には、ドア、ロビー、フロントといった3つのポジションがあるのですが、私は特に、お客様だけではなく色々な部署の方との関わりが多いフロントが好きです。
そもそも私がホテリエになりたいと思ったのは、学生時代、ゲストとしてこのホテルに来たときに受けたサービスに感動したからです。とても丁寧でスムーズな接客をしてもらったときに、「こんなホテリエになりたい!」と思いました。その後就職活動では、20社くらいホテルを見ましたが、やはり最終的には「浦安ブライトンホテル東京ベイで先輩の接客を学びながら働いていきたい」という想いが決め手になり、この会社に入社しました。まだまだ勉強中ですが、私も先輩たちのように、お客様にホテルスタッフとの時間を楽しんでいただけるような、パーソナルなサービスが提供できるよう日々心がけています。
ホテルでお仕事をしていると、お客様の大切な瞬間に立ち会うことがよくあります。入社して2ヵ月くらい経ったころ、プロポーズのプランでご宿泊されたお客様から「立ち会ってくれたのが根本さんで良かった」と、ご丁寧にメッセージカードをいただいたことがありました。プロポーズというお客様の人生の大切な瞬間に立ち会うのは、もちろん緊張しますが、それと同時に感動や嬉しさをお裾分けしてもらえる、とても素敵なことだと感じています。最初の頃は、感動のあまり、お客様と一緒に泣いてしまうこともありました。“私たちのお客様は、たくさんあるホテルの中から、浦安ブライトンホテル東京ベイを選んでくださっているのだ”“私たちはお客様の大切な時間をいただいているのだ”そう考えると、お客様に対してはどんなときも最高のおもてなしで接さなきゃ!と気が引き締まります。
最近よく感じるのは、ホテル業はフロントだけでは成り立たないのだということ。一人では成し遂げられないことを、色々な部署で連携してできるのは、ホテルのお仕事の一番の醍醐味だと思います。人と人とのつながりが上手くいかないとできないことだと思うからこそ、それを大事にしているこのホテルが大好きです。